トンボ玉/eye beads
2007年 08月 12日
昨日は、JR和歌山駅近くの「カナカナ」というカフェで、工房『靖』と『ふう』のトンボ玉作りの体験。
数年前からずっと作ってみたくて探していたのだけれど、大阪ではなかなか見つからず、すっかり諦めていたが、思いもかけず和歌山でついに体験できることに。
たくさん色のある棒状のガラスから1つ地となるものを選び、それに小さいガラスのかけらを付けて模様を作るものと、地の玉に白いガラスを載せ、さらにその上に色ガラスを載せて模様を作っていくもの、この2つを作らせてくれた。上の画像は初めての一つ目。ガラスのかけらを付けて模様を作ったもの。まんまヨーヨーのようだが、地球儀のようでもあり。(カナカナのねーさんからは、「草原のようだ」とのご評価をいただきました。。。)
バーナーでガラス棒を熱して溶かし、ガラスが垂れ落ちてくるその重さのかかり方だとか、熱されて飴色になったガラスの美しさなど、作りながら魅入ってしまった。棒をほぼずっと水平にして回していなくちゃいけないので、腕も疲れたりするが、「このガラス模様をこっちに流していきたい」とか「もう少し丸みのある形に」とか考えながら、じっとガラスに向き合ってクルクル回して成形して模様を作るのは、とても面白かった。2つ作らせてくれたのも、自分で考えながら作った自分のもの、という気持ちが沸々湧いてきて、これがまた良かった。
ただ、残念なことに、2つ目のトンボ玉は、冷やす際に少々まずかったらしく、まっぷたつに割れてしまった・・・・・・。それでも、それはそれで綺麗で、それなりにそれとして使えるように、「フュージング」という加工を施して下さるとのことで、また違った出来上がりになるのも楽しみ。下の画像は、割れてしまったトンボ玉。
トンボ玉は何で「トンボ玉」という名前なんだろうとずっと思っていたが、作り方の面白さや、出来上がったものの綺麗さや愛おしさに、すっかり聞くのを忘れていた。ただ、トンボ玉は「eye beads」ともいうそうで、なるほど、眼球が様々な光を通す様は実はこんな風なのかも、と思うような、「トンボ玉」の不思議で豊かな世界があった。
カナカナさんはこんな感じのお店。ほっこりできる、落ち着いたお店。
お茶屋さんとギャラリー カナカナ
和歌山市田中町5丁目1番2号
(ハローワーク向かい)
open12:00〜close20:00
tel 073-412-5222
定休日:水曜
P:1台有(隣に100円P有)
たくさん色のあるガラスの棒。
バーナーと、ガラス棒と、成形する際に使う棒。
工房の方に仕上げをしていただいている最中。飴色のガラス。
同じく体験をした友人や他の参加者の方や、私の作品。どれもとても綺麗。
by mizutama375
| 2007-08-12 11:10
| 外出