Some Happy Day
2006年 11月 04日
昨夜は、北浜にあるDetajというカフェで、Lonsome Stringsという、弦楽器ばかりのバンドのライヴに行った。
ギターが先日シカラムータでお見受けした桜井芳樹さん、ベースがLovejoyの松永孝義さんで、凄く気になっていたバンド。新作の『CANDELA』を聴いたが、凄く素晴らしかった。電車に乗って調子の悪いi-Podで聴いていると、このまんまどっかに行ってみよっかな、と思うよな、旅情を誘われる音楽。「CANDELA」って何だろうな、よく小説なんかの旅の場面で「日も暮れてカンテラに灯をともす」なんてのを目にするので、あのランプみたいな「カンテラ」とロウソクのCANDLEが混ざった言葉かな、だとしたらやっぱり旅情を誘われるな、と考えていた。調べると、「CANDELA=カンデラ」で、光度を表す単位で、1CANDELAはロウソク1本分の明るさ、とのこと。何だかますますドラマティックだ。
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ライヴは言わずもがな素晴らしかった。お店自体が一つのロウソクのようなDetajというカフェで演奏されるLonsome Stringsの音楽は、一曲一曲が物語のようで、長い船旅の夜に聞く千夜一夜物語のようだった。
日記のタイトル「Some Happy Day」は、『CANDELA』より、アンコール1曲目で演奏され、その深さや広がりに感動しまくった曲。画像は、数年前より愛用のヴァイオリンバッグ。
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お客さんに、先日の「playa」に来て下さったTさんがいらっしゃっていた。しばらくすると、その相方さんで、jew's earという大阪出身の格好良いバンドのギターのOさんもいらっしゃった。先日の新世界Bridgeであったシカラムータのライヴに行ってらしたとか。気付かなかったなぁ、残念。お話しているとつくづく音楽的趣味嗜好が似ていると勝手ながら思った。通りでjew's earを格好良いと思うはずだ。また、こういう邂逅みたいなのは、単純に、嬉しい。
Lonsome Stringsのベース、松永さんの演奏の美しさ格好良さについて、少し盛り上がった。
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松永さんでBridgeといえば、12月1日金曜日、sakanaともよく対バンしているJBのbikkeさんの別バンドで、松永さんもベースでいらっしゃるLovejoyのライヴがある。山本精一幽霊バンドが対バン。何だ、幽霊バンドって。
こちらも楽しみ。
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追伸:SN田さん、植村さんですねー。
by mizutama375
| 2006-11-04 12:20
| 音楽