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  *水玉舎の「水玉日記」です* 


by mizutama375
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暁の海か、青い雲か

咲いたっ!!!

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でも、どっちだろう。

昨夜、つぼみだった時、その先は赤紫色だったけれど、咲いたら綺麗な青。「暁の海」だったらば、もっと深い色かなぁ。とすると、これは「青雲」か。

いずれにしろ、無事、第一弾、咲いてくれた。大雨と暴風の中で、凛と咲いていた。本当に嬉しい。



ただ、うっかり寝坊をしてしまったために、ゆっくり観賞する時間がなかったのが残念。起きて、時計につっこみを入れてしまった。「またまた、そんな時間なんて、冗談を」と。ベランダから聞こえた隣人の「咲いてるっ」という声に、ちゃんと起きて支度して会社に行かなければならない現実を迫られ、寝起きゆえの妙な強気もしぼんだのだけれども。

兎にも角にも、夏だなぁ、夏だ。



で、夏といったら、桃。

暁の海か、青い雲か_b0097871_148673.jpg


実家から送られてきた、お尻が13コ。

和歌山といえばミカン、なイメージがあるかもしれないけれど、桃も凄く有名。ちゃんと「桃色」で、とても美味しい。桃といったら岡山、だけれど、岡山の桃は白いらしく、その事実を友人Tから聞いた時は、耳を疑った。だって、桃なのに、「桃色」をしていないなんて。

さすがに一人で13コは食べきれないので、おすそ分け。明朝は、桃のまるかぶり。楽しみだ。



朝顔の方は、明朝は咲きそうなものがないけれど、花芽はたくさん見つけたので、これからどんどん咲いてくれるだろう。



今朝咲いた朝顔の、今の姿。

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何だか脱ぎちらかしたパンツみたいだ。
# by mizutama375 | 2006-07-20 01:36 | 雑記

ありったけの

ありったけのホコリをよけて

ひとつだけ ひとつだけの花

               「ありったけの」(sakana/sunday clothes




ありったけの_b0097871_0515263.jpg




いよいよ明朝、今年一番始めの朝顔が咲きそうだ。
バレリーナの衣装(”チュチュ”っていうのかな)に、赤紫色の絵の具を吸わせたようなつぼみが一つ、ベランダの手すりにひっそりと、でも、瑞々しさをたたえながら、あった。

でも、赤紫・・・?
この鉢には確か、青い朝顔を植えたはずなんだけれど。

ま、大葉を植えた鉢から朝顔の芽が出てくるぐらいだから、虹色の花が咲こうとも驚かないな。

ちなみに、大葉は今、収穫の時期を迎え、こんな立派な葉っぱに育ち、日々食卓に鮮やかな緑と芳醇で清々しい香りをもたらしてくれている。

ありったけの_b0097871_102045.jpg




きっと明日の朝には、「ありったけの」アントシアニンを出し切って、朝顔が咲くのだろう。雨の日の朝顔も、きっと綺麗に違いない。そして、きっと明日の食卓にも、大葉があるに違いない・・・。



playaの予約受付が始まった。そしたら、mixiのSAKANA (pocopen&nishiwaki)コミュニティに、嬉しいコメントをいただいた。ので、ちょっと今日はブログに拝借。



良い曲です、「ありったけの」。
いや、「sunday clothes」という作品自体が、ジャケット含め、とても素敵なのです。まま、素敵な点はたくさんありまして、じっくりゆっくりご紹介は、また、おいおい。

ゲストミュージシャンとして、Buffalo Daughterの大野由美子さんがスティール・パンで参加してらっしゃるのだけれど、それがまた海っぽくって、海が似合って、もう。

というわけで、9月3日は是非、和歌浦Bagusへ、至福の時間をお楽しみにいらして下さい。



心をつかって 手に入れたなら

泡にはならないのさ

               「その気になれば」(sakana/sunday clothes)



泡にはしまい!!!
そのために、私の「ありったけ」を。



とはいえ、少々へこむこともあり・・・すると、地元の友人Sちゃんが送ってくれた画像(昆虫苦手な方は、この先ご遠慮下さい)。

ありったけの_b0097871_1203970.jpg


Sちゃん宅の門で頑張っていたとか。

夏の申し子。
やかましい子。
短い中、「ありったけ」で鳴くからかな。

綺麗だな。
# by mizutama375 | 2006-07-19 00:41 | 雑記

YoLeYoLe〜♪

YoLeYoLe〜♪_b0097871_14294894.jpg




先日、友人のtotoから「マジおすすめ!」と勢い余ったメールをもらって行ってみたYoLeYoLeのライブ。東の方から、ずっと噂は目に耳にしていたので、ずっと行ってみたかったのだった。

Majestic Circusのボーカルのなおさんと、先日行ったPeacenicで演奏していたhorseというバンドから、マンドリン、バンジョーにりゅうじさん、ギターにこうへいさん、のアコースティックトリオ。

噂に違わぬ気持ち良さ。なおさんの声が伸びやかでしなやかで気持ち良かった。両脇で演奏している二人も、歌に添っていて、ゆるやかながらも力強い流れがあった。割と開放的な音楽だと思うが、そんなバンドに時折みかける「楽しかったらいいじゃん」的な適当さや「みんな盛り上がって行こうぜー」的な無理矢理さがなくて、丁寧な歌と演奏がとても印象的。ただ、丁寧な中にある微妙なゆるさが絶妙だった。

残念なのは、この日のライブの場所。会場が暗かったせいか、あまりYoLeYoLeには合っていない雰囲気に思った。もっと気持ち良く聴ける場所があるはずだ、と。他のイベントの時だと、良い会場なんだけれどもな。

というわけで、もっと気持ち良く聴ける場所で、また観たいなぁ。



ライブ終了後、なおさんとお話していたら、CDを下さった。家に帰ってコンポに入れると、なんとトータル78分以上あるボリューム。全曲ライブ録音のようだけれど、それがまたYoLeYoLeの雰囲気にピッタリだ。これが投げ銭で手に入れられるのっていうのは相当にお得だな、と思いながら、YoLeYoLe聴いてヨレヨレ。



YoLeYoLeのなおさんが、sakanaのpocopenさんのことを、「日本の女性ボーカリストで一番好き」とおっしゃっていて、嬉しかった。



sakanaのHP(ギタリスト西脇さんの素敵な絵が見られるし、ご自身の手によるまるで小説のようなBIOGRAPHYは必見)に、playaのライブスケジュールが追加されていた。

暑い。
この暑さを一山越えた頃の、playaかな。

*sakanaHP
http://www.h6.dion.ne.jp/~sacana/
# by mizutama375 | 2006-07-15 14:33 | 音楽

Caliente! Caliente!

暑い。
暑いから、下着で出かけたい。



と、うっかり思えるぐらいに可愛い下着が売っている。

Juana de Arcoという、アルゼンチンの女性デザイナーのブランド。



Caliente! Caliente!_b0097871_263742.jpg




東京にいる友人が、お店に行ってあれを物色しただのこれも買っただの、やっぱり女子だな、だのと、嬉嬉として日記を書いていて、そこに載せられていた下着の画像は柄や配色がとても素晴らしかったので、ついつい惹かれて、私もとても欲しくなったのだった。

Caliente! Caliente!_b0097871_2134378.jpg




「いやぁ、暑いしさ、うっかり服着るの忘れて出かけちゃったよ」
などといって外出しても許されるんじゃないか、と思えるぐらいの可愛さ。件の友人は、自身で購入したパンツについて「穿いているのを見せたいぐらい」と。パンツで出かけるとなると、さすがにそれは公序良俗に反するだろうので、勿論控えるけれど、いやー、もー、可愛い。隠しておくのが勿体ない。

本当は、「アラジンパンツ」という、裾にゴムでも入ってるのかな、これまたカラフルで素敵な柄のパンツが欲しかったのだけれど、大阪では売っていなかった。やっぱ東京なのかよチキショーめ。Fuji Rock参加用に、私もアラジンパンツが欲しい。似合わない気がしない。



しかし、アルゼンチンといえば、隣国のブラジルに比べてお国柄がどうにも「灰色」のイメージがあるのだが(サンバに比べてタンゴは哀愁に満ちてるし)、ここまで突き抜けた配色と柄合わせは、私の中のアルゼンチンのイメージを良い意味で壊してくれた。



「Juana」「アルゼンチン」ときたら思い出すのが、アルゼンチン女性ミュージシャンのJuana Molina。新しいアルバム「son」の、内容も素敵だけれど、ジャケット、中ジャケ、ブックレット、これらがとても素晴らしい!

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クレジットによると、彼女のおばがドレスや刺繍を作ったとか。柔らかで優しくて鮮やかなこれらは、彼女の今作にピッタリだな、と思った。



サッカーだって強いし、”チェ”ゲバラを生んだ国だし、結構行ってみたい、と思っているのに、あまり良いイメージのないアルゼンチン。クーデターによる軍事政権の成立、とか、経済危機により暴動、とか、の印象が強いのかな。

いずれにしろ、これだけアルゼンチンのイメージを覆すものに出会っていたら、本当にアルゼンチンに行きたくなってきた。行ってみたら、私がずっとアルゼンチンに対して思っていた「灰色」の印象は、二つの「Juana」にされたように、やはり、あっさり吹き飛ばされるのかもしれない。
# by mizutama375 | 2006-07-11 02:03 |

夜の幸

夜の幸_b0097871_2142468.jpg




七夕の夜、曇りだった。

行きたいライブがあったのだけれど、仕事が終わったのが日も変わる頃だったので、結局、行けなかった。

残業というものは、勿論したくはないのだけれど、中途半端にするぐらいならば、日が変わるぐらいに仕事に打ち込むのも悪くはないかぁ、とふと思ったりする。普段、遅くまで残業のある部署にはいないので(部署によっては本当に酷いところもあるようだが・・・)、夜更けかけてきた頃に会社にいるというのは、夜の幼稚園や学校や、想像力をとばしてみたら、遊園地にいるような気持ちになることがある。っていったら、ふしだら、かな。

ただ、終電もそろそろなくなるか、という頃にシステムの不具合を発見するに至り、飲み会帰りのご機嫌なSEさんを呼びつけたのは、相当に申し訳なかった。



是が非でも休日出勤はしたくないとがんばったので、土日は休みになった。

土曜日は、新世界Bridgeにてライブ。Yさんのありがたいお言葉によりお手伝いをさせてもらうことになったので、お昼過ぎからBridgeへ。

「SONGS」という、歌もののイベント。出演者は、 Phew山本精一、山本久土、ふちがみとふなとの淵上さんとLovejoyのbikkeさんのユニット、JB、と、ばきりノす

JBは、9月のplayaに出演して下さるsakanaの、来月8月13日京都 磔磔ライブの対バンの方々。私が初めてsakanaを観た時も、このJBが対バンだった。その時、念願のsakanaにも心打たれたが、JBにも心を打たれた。その時のJBで一番心打たれたのが、原マスミのカバー「夜の幸」。この曲は歌ってくれなかったけれど、「at home」という曲に、やはり心打たれた。初めて聴いて以来、夏の夕方、家にいて、「晩ご飯は何しよう」と考え始めたら、「at home」の「ばんごーはん ばんごーはん ばんごーはん は なにしよう」と、気付いたら歌っている。この曲を聴く度に、日常生活が、ここに、こうしてある、っていう事が素晴らしいのだな、とぼんやりと思えてくる。

イベント「SONGS」終わり、やはり、手伝いとあっても、帰って行く人が満足げな顔をしているのを見るのは、本当に嬉しい。playaでも、そんな時間を作りたい、と思った。不安と期待の入り交じる、これからの二ヶ月。



日曜日は、育ち放題になって、そろそろプチジャングルと化してきている私の家のベランダのお手入れ。

夜、なかなかに育った朝顔をKさんにプレゼントした。思った以上に喜んでくれて嬉しかった。何だか胡蝶蘭の花鉢を売れっ子ホステスに届けるような気持ちになったが(Kさん綺麗だし)、朝顔、ってところが華々しくなくっていいな、と思った。胡蝶蘭は好きではない。花、にしては、あまり品を感じないのだ。

隣人Rちゃんには、どうせうちのベランダから蔓が伸びていくだろうので、それを楽しみにしてもらおう。

いつ花が咲くかな。



ベランダ手入れも済んで、夕方の水やりの時、目の前に綺麗な月が出ていた。朝顔の蔓が、まるで月を釣ろうとしているみたいだった。



ところで、夏の夕方は、西の空のオレンジから青に変わっていくところがとても綺麗だと思う。 Charles Mingusの曲に「Orange was the color of her dress, then blue silk」というのがあるのだけれど、これは、夏の夕暮れの曲なんじゃあないのかな、って勝手に思っている。何だか色っぽいメロディーの感じなんかが、特にそう思わせるのだ。
# by mizutama375 | 2006-07-10 02:08 | 音楽