A love so well founded, a passion so...
2008年 11月 11日
11月入っての連休は友人の結婚式の為、東京へ。
その友人というのが4年ほど前に行ったメキシコで出会った友人というのだから、つくづく縁というのは不思議なもの。
友人が送ってくれた招待状がこれまた素敵で。100年ほど前の詩集の1頁を招待状にしてあるというのだから驚きだが、封筒からシールまで何から何まで手作りだというのだから凄い。
タイトルは私の招待状に書かれていた詩の一節。何て訳せばいいのだろう。
上の画像はその素敵な招待状。
友人の結婚式はとてもとても素晴らしく、若い二人は初々しく溌剌としていてまぶしかった。その場に似合う言葉といえば、「幸せ」の一言に尽きるんだろう。
まー「永遠の愛」なんて誓っちゃって、もう。
二人は「ずっと一緒にいる」ということを選んだのだから、これからも「一緒にいる」ということを続ける為に「passion」という大袈裟さもないほどごくごく自然に(お互いの秘めた「情熱」はありつつもね)、そうあろうとするのだろう。
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劇作家の宮沢章夫氏がある本で、人はその状態を続けているつもりでも密かに下降している、というような事を書いていた(どの本だったか調べようと思ったが多分それは文庫で実家に置いて来た様子)。人はうっかり油断すると怠けてしまうのだ。続けること、でも、下降しないこと。
ちょっと上を向いていないことには、同じ状態ではいられない、ってことなのか。とか色々考え出したらまたその本が読みたくなってきて、確かそれは「牛への道」か「わからなくなってきました」のどちらかなんだけれど(どちらも啓蒙系の本ではないので悪しからず)。
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この週末は金曜日にmiddle9のライヴ、土曜日は赤犬のライヴ。バンドのライヴなんてよく考えたらもの凄く久しぶり。どちらも息の長いバンドだと思う。そしてどちらも本当に格好良かった。
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続けること、ねー。
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そういえば入社以来ずっと一緒にいる先輩がもうすぐ結婚するので寮を出る。仕事は辞めないとのことなので、結局毎日一緒なのだけれど。思えばこの方とも不思議な関係かも。1年先輩で部も一緒だったし、今は課も一緒で仕事もチーム組んでるし、だから、嫌でも毎日顔を合わせるし、毎日お昼ご飯も一緒に食べている。下手したら寮を出て会社に行ってお昼食べて仕事してちょっと一杯立ち寄って寮に帰るまでずっと一緒だったりすることもある。
さっき部屋を訪ねたら、「お世話になったから」といってプレゼントをいただいた。ずっと行ってみたいと思っている「くるみの木」の鹿のブローチとお菓子。嬉しかったけれど気恥ずかしくって、お礼だけ言ってそそくさと後にしてしまった。
それで気付いたのだけれど、どうやら私は寂しいらしい。会社に行けば毎日会えるし、別に毎朝毎晩約束して行き帰りを一緒にしているわけではないけれども。人から「いなくなると寂しいね」なんて聞かれても、別に毎日会えるしそんなでもないな、と思いながら適当に「そうですねー」なんて答えていたが、どうやらそれは本心のようだ。
私からは「お世話になったお礼に」といって、リポビタンDのすんごいのとゼナとリゲインの詰め合わせでも贈ろうかと思っている。花嫁は当日までずっと忙しくて気忙しいいらしく、想像以上に大変なのだと聞く。何とか体調崩さず当日を迎えて欲しい。
私の入社以来のお付き合いなのだから、もう結構な長さ。状況がそうさせたとはいえ、こんなに一緒に居られたのは、お互いにどこか同じことを考えながら居たからかな、とやっとちょっと思える。それが何かなのかはまだはっきり分からないけれど。
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続けること、ねぇ。
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11月15日土曜日は古民家の風情が素敵な「お茶屋さんとギャラリー カナカナ」で、Ettのライヴあります!詳しくは此方!
by mizutama375
| 2008-11-11 00:53
| 雑記